風の時代・皇の時代を生きるために・・・

「自分を大切にする」とは!?「自己主張」との違い

今の時代は「自分を大切にする」ことが大事とされていますが、
イコール「自己主張」をするとか、ワガママを通していいとか
他の人を優先しないとか、勘違いする人も増えています。

「自分を大切にする」ことの本質とは?

 

昭和の時代は、自分よりまず相手を大切にしなさいと教わりましたが、

今は「先ず自分を大切にしましょう!」と相手ファーストから自分ファーストに

変化しています。

 

ですが、気を付けて頂きたいことがあります。

自分を大切にする!ということは、相手を大切にしなくていい!ということではありません。

 

「自分を大切にする」とは、自分はどうしたいか?どうありたいか?

「先ず」自分を大切にしていい!ということなのです。

極和ファシリテーションでは、相手も自分も同じように大切にしよう!と伝えてきました。

しかし、今の時流は自分ファーストです。

 

なので、まずは自分を大切にする。それは例えば

・自分はどうしたいのか?

・どうなりたいのか?

・どれにしたいのか?

自分の気持ちを大切にするということなのです。

 

例えばみんなと一緒に出掛けた際に、自分だけが疲れた時にどうしますか?

 

相手ファーストだったら、無理にでも相手に合わせて一緒に行動するかも知れません。

 

しかし自分ファーストだったら?

 

「自分は疲れて休みたい!」と思って良いということです。

 

ここで勘違いして欲しくないのは、自分ファーストで自分が休みたいので、みんなにも強制的に一緒に休む、ということではないということです。

 

自分は休みたい。それを相手に伝えることで、相手もじゃあ、一緒に休むね、という選択肢もあるでしょうし、じゃあ、先に行ってるね、という選択肢もあるということです。

 

自分を大切にする、ということと、それを相手にも強要するということは別の話なのです。

 

「自分は疲れたから休みたい」と思っていいし、それを相手に伝えるのもOK!

 

でも、場合によっては、電車に間に合わなくなるからもうちょっとだけ頑張って、予定の電車に乗りましょう!と言われたら、本当は休みたいけど、みんなと同じ電車には乗りたい!と思って、もうちょっとだけ頑張れるかも知れません。

まず、自分はどうしたいか?を考え、その気持ちを相手に伝えるのはOKです。

 

但し、それを相手に強要するのは違います。

 

自分の気持ちを伝えて、相手はどうしたいか尋ねる。そして、双方満足な方法を引き出すのがファシリテーションです。

 

昭和の時代は、自分の気持ちを出すこともできませんでした。本当はこうしたいけど、相手を優先させなければいけないからと、ガマンしてたことも有ったと思います。

我慢と言ってもそれは些細な事だったかも知れません。しかし、その些細な我慢が何年も何十年も続けたら、堪忍袋の緒が切れて、爆発しちゃうかもしれません。

だから、その前にまず自分を大切にしていいんだよ♪私は本当はどうしたい?と、先ず自分の気持ちを聞いてあげることです。

 

もちろん、それが100%叶えられるとは言えませんが、先ほどの例でいえば、「私休みたい!」と言ったら、相手やみんなも「私も休みたいと思ってたんだ~」ということもあると思います。

 

自分を大切にするということは、まず自分の気持ちを聞いてみることです。もちろん!一人だけの時なら、やりたいことどんどんやるのはOKですよ。

 

誰かと居るときは、自分の気持ちと相手の気持ち(あるいはみんなの気持ち)も聞いたうえで、どうしたらみんなが満足できるか知恵を出し合い、できるだけみんなが満足する答えを引き出していくのが大切です。

 

こういったことをいつでもできるようにするために学ぶのが極和ファシリテーションです。

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