「インプット」と「アウトプット」は『バランス』と『順番』がとても大事!
学生の間や社会人として数年間は「インプット」が大事!
社会人として一通り仕事を覚えたら「アウトプット」ができるようにしておきたいもの。
30才を過ぎたら「アウトプット」を先にするのをお薦めします。
生涯「インプット」と「アウトプット」は繰り返しです。
何を「アウトプット」して何を「インプット」するかによって、「あなた」という存在ができていきます。
「インプット」とは!?
「インプット」とは「Input」という英語で、「入力」という意味です。
自分の知らない知識や体験を自分の中にどんどんインプットすることは、生きていく上でも必要ですし、それがなければ成長できません。
生まれたばかりの赤ちゃんのまま大人になっていたら?と想像してみてください。インプットがなければ、言葉もわからず、ちょっとした計算もできず・・・・それでは人間の社会生活には対応できませんよね。
幸い日本は、親が子どもに学ばせることを義務化していますし、子どもには学ぶ権利が与えられていますので、小中学校で必要なことは学べるのでありがたいですね。
この時期に興味を持ったことをどんどんインプットすると記憶も定着しやすいので、よく日本中の鉄道の駅名を全部言えるお子さんとか、新幹線の型名を言えるお子さんがいるのも頷けます。
もし今あなたが子育て中でしたら、お子さんが興味を持っているものに対してたくさんインプットする機会を与えてあげて欲しいと思います。
インプットする機会とは、ただ言葉や知識でインプットさせるのではなく、新幹線なら新幹線に実際乗ってみるとか、お魚なら実際に海に潜ってみるとか、そのような体験を通じた形のインプットが理想的です。
あ・・・ここでは、子育てよりも今のあなたに必要なことをお伝えしたいので、話を戻しますね。
育ち盛りの方々にはインプットは重要ですが、すでに社会人を何年かやっている方にとっては、実はインプットよりアウトプットの方が重要なのです。
「アウトプット」とは!?
「アウトプット」とは英語で書くと「Output」。「出力」という意味です。
「アウトプット」の方法はたくさんあって、何故こちらが重要か?と言いますと、アウトプットした方が記憶に残るからなのです。
例えば中学生ぐらいの時に、弟や妹の居る方はご両親から「勉強を教えてやりなさい。その方が自分も覚えるんだから。」などと言われたことはありませんか?
私は兄弟がいなかったのでその機会はありませんでしたが、「誰かに教える」という行為によって、自分がより深く学ぶことになるのは実感しています。
また、誰かに教える機会が無いとしても、学んだ事を「書く」「読み返す」「言葉にしてみる」ということが「アウトプット」なので、あなたも学生時代何かを覚えるときにやったことはあるのではないでしょうか?
何かを暗記するときに声を出しながら覚えるとか、英単語や漢字は何回も書いて練習したとか?そのときは練習と思っていたかも知れませんが、これらも「アウトプット」なのです。
「バランス」とは?
「インプット」と「アウトプット」はバランスが大事です。
「インプット」ばかりしていて「アウトプット」しなければ、情報だけが詰め込まれて、それが整理されないと「アウトプット」もできない状態になるかも知れません。
また「アウトプット」して出し切ってしまったら、出すものがなくなってしまいます。
なので、自分の中にある程度「インプット」されたら「アウトプット」を心掛けて頂きたいと思います。
「順番」は?
「インプット」と「アウトプット」には順番があります。
ある程度「インプット」されるまでは、「インプット」が先です。おおよそ中学生か高校生ぐらいまでは「インプット」が先でも良いかと思います。
しかし、それ以降は「アウトプット」が先になります。
これはバケツに水を汲んだ状態をイメージして頂きたいのですが、水が溜まっていない状態では水を分け与えることはできません。しかしバケツ一杯に水が溜まってしまったら、水を減らさないと新しい水を汲み入れることはできません。
大人になればきっとバケツにいっぱいの状態だと思いますので、まずは出すことを重視します。出すことによって、更に新しいことを入れることができるようになるからです。
まとめ
今日は、「インプット」と「アウトプット」について書かせて頂きました。
●「インプット」と「アウトプット」はバランスが大事!
●「インプット」と「アウトプット」には順番があるということ。
「アウトプット」には、
情報や記憶を定着させる手段としての役割、
新しいものを取り入れるためのスペースを作る
あくまでイメージですが、大きくこの2つの重要な役割があります。
是非このことを意志氣して「インプット」と「アウトプット」を心掛けて頂ければと思います。
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