極和ファシリテーター養成スクールでは、同じ内容を学んでもそれぞれ感じることが異なります。スクール生の方の経験、キャリア、職種、環境によって心への響き方も違ってきます。
今回は2011年のスクール生が書いてくれた「心に残る言葉」第二段Aさんの書いてくれた言葉ををご紹介したいと思います。
第二段Aさん
Aさんはスクール生の中では一番積極性が低く感じられたかも知れません。それは表面的に見える部分で、その実誰よりどん欲に極和ファシリテーションを学んでいたかも知れません。感受性が非常に豊かで鋭く、自ら発することは少ないのですが、誰よりも一番極和ファシリテーションの本質を理解している方です。
初めてスクールの中で発表をしたときには、台本を作ってきてそれを読むだけというファシリでは有り得ないスタイルだったのでビックリすると同時にとても印象的でした。ですが、これはできないからだったのではなく、その方法しか知らなかっただけだったのでした。
スクールで学んでからの彼女は誰よりも素晴らしい表現力で、誰もがわかりやすい伝え方で発表できる人に変化しました。今振り返れば、彼女が公開講座の発表の題材が無いと嘆いていたことなんて誰も想像できないと思います。
彼女はとても吸収力が高く、今できないとしたらそれはやったことが無いだけの話で、指導すればするほどどんどんできるようになります。自分でその脳力の高さを認めてもいいのに、自己評価の低いところが玉にキズ!(ですよ~!)
スクール卒業後は少しは自信を持てるようになったのか、様々なことへチャレンジするようになり、その道では超が付くほどのスペシャリストになったのです。
今後は自分だけができるのではなく、それをできる人の育成ができるようになったらもっと素晴らしいなぁ~!と思っています。
Aさんが書いてくれた心に残る言葉
『マミ〜先生語録』
- 思っていることを相手に伝えなかったら、思っていないのと同じ。
- 言葉を置き換えられる力、大切。
- 興味をもって、人を見る。
- 常識だと思っていたことが常識なのか? 見直す。
- 主語は「自分」ではなく「みんな」。「私が・・・」から「みんなが・・・」へ。
- 一人一人の言葉によって場はできていく。
- 違うみんながいることの意味がそこにある。
- 違う人が集まるからこそ価値がある。
- 見つける喜び、気付く喜びを奪っちゃいけない。
- その人自身が答えを見つけて解決するからこそ、力になる。
- その場その場で、ベストな選択ができるかどうか。方法、正解は一つじゃないから、この力をつけることが大切。
- どういう立場で自分がここにいるのか。どのような役割を担えばいいのか。
- オールマイティーなものさしを持っているといい。
- 自分が相手を受け入れないと、相手には受け入れられない。
- なぜ話すのか?そこに価値があるから。
- 私にとっての平等でも、他の立場の人にとっては平等じゃないかもしれない。
- 時と状況によって判断のものさしは違ってくる。目的は何か?によって変わるから、目的を常に忘れない。
- 「気配り」ではなく「知識」として残ってしまうから、文献には残さなかった。(江戸しぐさの話)
- 地球からのメッセージ
- 小さな行動が積み重なったら、大きくなる。変わる。まず、身の回りから言わなきゃ、やらなきゃ可能性はゼロ。
- 同じゴールを向けるように仕向ける。改善案に話をもっていけば衝突はおきない。
- 「争い」の次元だったら原点に戻るか、違う次元に行く。同じステージに並ばない。
- コミュニュケーションは潤滑油。
- プラスの関係を築いていくコミュニケーションがファシリテーション。
- プラスの言葉に変えることで未来が変わる。
- 脳にどれだけプラスの言葉を入れるかで、変わる。脳に描いたことは叶う。
- 目的があって手法が生きる。目的共有。
- アイスブレイクは本題の中で生きるもの。
- 自分だからこそできるアプローチ。そこに価値がある。
- 過去を振り返るよりも未来デザインの思考で考える。
- できない理由はいくらでも並べられる。できるためにはどうしたらいいのか?「できるか、できないか」ではなく「やるか、やらないか」。
- 全体思考。全体を見る目。目配り、気配り。
- みんなが活かされていることに意味、意義がある。
- ちがうものさしを受け入れるところからが、コミュニケーションのスタート。
- 人生の一コマ一コマで学ぶことがある。
- 人はすべて師なり。
- 見えないものを見ようとする。背景にまで目を向ける、思いを寄せる。
- 脳の栄養はプラス思考だけ。
- 常に最後はプラスの言葉にする。
- 相手に届ける言葉を、どれだけプラスの言葉で伝えられるか。言葉の選び方。
- 「お互いさま」直接相手に、じゃなくても、巡り巡って次世代に・・・。
- 行動の一歩で波がおこる。波をおこす人になってほしい。場が変わる。
- 自分を好きじゃない人は、「どうやったら好きになる?」を考える。
- 場は無限大にある。
- 百聞は一見にしかず。百見は一体験にしかず。
- 幸せは自分で決める。1個でもすごい幸せがある。「少ないとダメ」では決してない。
- いらない人はいない。
- 価値が上がる一言を言えるといい。そのためには視野、感性を磨く。
- メインディッシュが何かによって、どのような温め方をするのか・・・。場の温め方。
- ファシリテーターの眼をもつ。全体を見ること。その中での自分の役割は?
- 「成功」の反対は「行動しないこと」
- 人は人でしか磨かれない。人と話すと予想外のことが返ってくる。だから、考えるし頭も使う。
- いいことも悪いことも、どうしたらプラスになるか?を考える。
- 自分だけ我慢・・・は大きなプラスを生まない。
- 相手にヒット&フィットする言葉は?
- つないでくれた人、その背景にある人にありがとう。目の前の人だけにではない。
- 新しい目線だからこそ気付くことがある。
- 人間力は生涯磨いていくもの。
- 自分が学ぶ、高まるだけで止まっていてはだめ。人に広められるのがファシリテーター。
- 全体を輝かせるために、その1個の責任を担っている。全体の中の1個。
- コミュニュケーションはキャッチボール。相手が受け取りやすいように投げている?
- ダイヤモンドは、見せることで一層輝く。
- 自分にとってはあたりまえのことでも、他の誰かにとっては宝物かもしれない。
- 褒められた人が喜ぶと、褒めた人も嬉しくなって、両方が嬉しい!!になる。
- 選択する場面が訪れたら、自分の心や脳が喜ぶ方を選ぶ。
- 自分が変われば、相手も変わる。
- 何時からでも何歳からでも成長できる。
- 行動したほうが、答えも結果も得られる。
- ファシリテーションでは説得することよりも、いかに納得を引きだすか。
- 新しいスポンジで、すべて吸収する。
- 自分の声には、今どんな感情があふれているか。声は正直。
- 視点によって見えるものが違う。
- 答えはファシリテーターが持っているのではなく、答えは「場」にある。
- (ファシリの芽)その種を大切に持っていてください。大切に暖めながら持ち続ければ必ず芽がでます。
- 大切なことはあなたの思いを相手が受け取ってくれているかどうか?どのような方法が受け取りやすいか?
- 自分の人生です。人のものさしで生きるのではなく、自分のものさしを持って生きる。
- あなたはあなたとして存在しているだけで十分光り輝ける存在。
- 自分磨きは様々な人と関わり合うこと。
まとめ
これらはスクールが始まって9ヶ月のときに書いて頂いた「心に残った言葉」です。残り3か月の分はここにはありませんが、極和ファシリテーター養成スクールの9ヶ月で学んでくれたことの一つの証です。
ひとつのキーワード毎に何分かのワークがあったり、例え話を入れて理解を深めたり、決して言葉だけ伝えたものではありません。
彼女が語る極和ファシリテーションこそが本質!と言えます。
スクール生が書いたマミ~語録(その3)Fさん
スクール生が書いたマミ~語録(その4)Yさん
スクール生が書いたマミ~語録(その5)Tさん
スクール生が書いたマミ~語録(その6)Mくん