風の時代・皇の時代を生きるために・・・

私が講師を目指した理由(その1)

講師を始めて20数年経ちますが、そもそも何故私が講師を仕事にしようと思ったのかを振り返ってみたいと思います。

講師を仕事にするならば、何か専門的な知識が必要だろうと思うのに、特別何かの資格があるわけでもない私が講師になりたい!と思ったきっかけ、それはいくつかの出来事や体験から生まれたのでした。

最初のきっかけは20代

好きなことを学ぶのは楽しくて、私は20代の頃から様々なセミナーやスクールで学んでいました。

一つ目のきっかけは、27歳の時。

簿記の資格を取得しようと思って経理学校に通ったときのことです。

そこには、簿記の1級や税理士免許などの資格のあるA先生と、1級を目指しているB先生がいました。

どの先生の授業を取るかは選べたのですが、そのスクールの事務局の方からはA先生はこれだけ資格を持ってらして凄く優秀な先生ですよ、と勧められましたのでA先生の授業を取りました。

それだけなら何も気づかなかったと思います。

ある日の衝撃!

ある日A先生の授業を欠席したため、代わりにB先生の授業を受けさせて頂きました。

B先生はA先生よりずっと若く、まだ1級も持っておらず、経験も浅いのだろうと思って受けたのですが、そこで衝撃を受けました!!

B先生の授業はとてもとても分かりやすかったのです!!

先生が違うとわかりやすさがこれほど違うのかとビックリしました!!

講師の命はわかりやすさ!

すぐさま事務局に行って、B先生に変えて頂くようお願いして、それからはB先生の授業を受けさせて頂きました。

B先生からは

「A先生はとても優秀で、僕はまだ1級に合格していないんだよ。なぜ、こっちに移ってきたの?」

と聞かれましたが、答えは明瞭!

「B先生の教え方がわかりやすかったからです!!」

私は簿記を学びたくて、覚えたくて、身につけたくて通ったのです。

優秀な先生の基準とは?

優秀な先生の基準てナニ?

資格を持ってる人が優秀?

有名大学を卒業して居る人が優秀?

いえいえ、優秀な先生とは、

生徒を伸ばしてくれる人、ちゃんと学ばせてくれる人、

身につけさせてくれる人、成長させてくれる人のことを

言うと思います。

優秀な講師とは?!

このときに資格や経験・学歴よりも

生徒にわかりやすく理解できるように伝えることができ、

成長させることのできる講師が

優秀な講師だと思うようになりました。

このときはまだ自分が講師をやろうとは思っていませんでしたが、

今私が目指すのは受講生を成長させることのできる講師です!!

まとめ

私が「講師」という仕事を初めて意識したのがこのときでした。講師は資格の有る無しと教え方の上手い下手は比例しない!ということを痛切に感じたできごとでした。

  • 最初のきっかけは20代
  • ある日の衝撃!
  • 講師の命はわかりやすさ!

自分が講師を目指すとはこのときはまだ思っていませんでしたが、もしも講師になるとしたらB先生のような生徒がわかる、理解できる、そんな講師になりたいと思いました。

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