研修など初対面でのお薦めのアイスブレイクはいくつかありますが、まずは自己紹介のアイスブレイクをご紹介します。
自己紹介と一口に言っても実はやり方は何種類もあります。今回は少人数でも多人数でも使えて、ファシリテーターが場をコントロールしやすい自己紹介の方法をご紹介致します。
こちらは動画でも説明していますのでご覧ください。
自己紹介「4つの窓」
自己紹介を参加者に任せてしまうと、中には話が止まらなくなる方や、延々話される方など時間管理が難しくなることがあります。ここでは場と時間をコントロールできる自己紹介の方法「4つの窓」をご紹介致します。
【用意するもの】
- A4サイズのコピー用紙 人数分
- 太マジック 人数分
【やり方】
- A4サイズのコピー用紙を縦1回、横1回折って、4つのマスを作ります。
- その4つのマスに記載することを指定して太マジックで書いて頂きます。
- 全員がほぼ書き終えたら、順番にそれを見せながら1分ぐらいで発表して頂きます。
【テーマの内容】
書いて頂く4つのテーマの中身は
- 名前(フルネームや、今日呼んで欲しい名前、ニックネームなど)
- 参加目的(セミナーや研修・講座などの場合)または参加のきっかけ
- 最近良かったこと、楽しかったこと、マイブーム、好きなスポーツなど
- 本日得たいこと、持ち帰りたいこと
など自由に設定することが可能です。
参加者皆さんがお互いに知りたいこと(例えばどこから来たか?子どもの頃憧れた職業は?旅行に行くならどこに行きたいか?等)を組み入れたり、メインのお話に繋がるようなテーマを盛り込むことで本題が円滑に進みます。
「4つの窓」の応用の仕方
10名以下の場合
例えば10名以内の参加者であれば、発表は一人1分とすれば10分(長くなったとしても15分)で終わりますので、全員で行うのがお薦めです。どんな方が参加しているかわかることで安心感が増します。
10名以上の場合
全員が発表するにはちょっと人数が多いという場合は、事前に参加者を4人ぐらいのグループに分けておいて、グループ内で発表して頂きます。
いずれの場合も書く時間を5分ぐらいで設定したり、発表は各自1分を目安として頂くと時間管理もしやすくとても便利です。
また、4つは多すぎるという場合は、A4サイズの紙を三つ折りにして、「3つの質問」にしても良いでしょう。
アイスブレイクはハンドリングが重要なので、ハンドリングの記事も是非ご覧ください。
まとめ
今回は人数が多くても少なくても、初対面で使える自己紹介のアイスブレイク「4つの窓」をご紹介させて頂きました。
- 用意するもの(A4用紙と太マジック人数分)
- やり方
- テーマの内容
これだけでできるとても簡単な自己紹介です。ただ簡単と言っても、これだけでもお互いを知るのにとても役立ちますし、場が和んでいくのを感じられると思います。
研修の場面などで、お互いを知る自己紹介のアイスブレイクとしてはとても簡単でお薦めの方法でした。