「で」と「が」のたった一文字の言葉の選び方で、未来も人間関係も大いに変わります。たかが一文字、どっちでもいいんじゃない?なんて思っている人はそのままの人生を歩むだけ。
人生を少しでも良くしたいと思うなら、言葉の選択は非常に重要です。
たった一文字気をつけるだけで明るい未来に変わるとしたら、それは嬉しいことではありませんか?
「で」と「が」の違い/具体的にどう違うの?
例えばお友達と喫茶店に入った時
「何にする?」
「コーヒーでいいわ」
このような会話をしたことはありませんか?
また、居酒屋さんに入った時
「とりあえずビールで」
なんてオーダーしたことはありませんか?
「〇〇でいい」のときの「で」とは?
この場合の「で」は、(それでイイヤ)と、ちょっと我慢の気持ちが含まれていませんか?
(本当は違うものにしたいのだけれど、〇〇でガマンします。)
というニュアンスが含まれてしまっていないでしょうか?
「〇〇で」と言われた側の気持ちはどうでしょう?
喫茶店で相手の人が「コーヒーでいいわ」なんて言ったら、(メニューを見る時間もなく忙しいのかな?)なんて、思うかも知れません。ちょっとネガティブな感情が芽生えるかも知れません。
居酒屋さんで「とりあえずビールで」と言われたら、(まずはのどが乾いているので、仕方なくビールなのね)と思うかも知れません。
ご家庭で、「今夜は暑いからソーメンにしようかな?」という問いかけに、「それでいいよ」と答えられたらどうでしょう?(本当は別なものがいいのね。仕方なく合わせてくれてる?)と思うかも知れません。
「〇〇が」だったらどうでしょう?
喫茶店でお友達が「私はコーヒーがいいわ」と言ったら、(コーヒーが好きなのネ)という感じに受け取って、ネガティブな感情が生まれることはありません。
居酒屋さんで「まずはビールがいいなぁ」と言ったら(お仕事帰りで喉が渇いているのですね。美味しいビールをどうぞ!)という気持ちになるのではないでしょうか?
ご家庭では「ソーメンか?いいね」と答えられたら、張り切って作る気持ちにもなるというものです。
「○○で」が口癖になっている方は?
例えば、「コーヒーでいいわ」とか「お昼はパンでいいや」とか、「〇〇で」を使う回数の多い方は要注意です。
何故かと言いますと、それは自分の本当の気持ちを大切にしていない証拠でもあるからです。
本当は朝はご飯がいいのに、パンでいいや・・とパン食にするということは、ご飯を食べたい自分のことを大事にしていないと思いませんか?
もちろん、時間が無いとかご飯を炊いてなかったから仕方なくというパターンもあるでしょうが、いつもそれだと、自分の中の本当の自分は、大切にされていない・・と思うかも知れません。
あなた自身が言われたらどう思いますか?
お仕事のパートナーとか、プロジェクトのメンバーを選ぶときに
「あなたでいいわ」と言われたら、何だかがっかりして、やる気が消失しませんか?
逆に、この仕事は「あなたがいいわ」と言われたらどうです?張り切って頑張ろう!という気持ちになりませんか?
「で」と「が」の違いをまとめると
「で」と「が」の違いは、たった一文字で、仮にネガティブな感情が生まれるとしてもそれは小さなササクレ程度のものかも知れません。
ですが、そのわずかな感情がポジティブなのかネガティブなのかでその次の会話が変わってくると思いませんか?
しかも、1日にそのような場面が何回あるでしょう?
小さなササクレも大きくなれば痛くもなります。
自分も相手も心地良い言葉を使うことで、お互いに前向きになれたり、気分が上がります。日々このような言葉の選び方をしている人の周りには素敵な人が集まります。
神経質になる必要はありませんが、気付いたときにちょっとづつ心掛けていくことで、相手の気分を害さず、心地良い会話ができるようになります。
このようなちょっとした言葉の選び方が、人間関係を良好にするのに大いに役立つこと間違いないですね。
コメントを残す