ファシリテーションとは、「引き出す」「促す」「促進させる」という意味があり、会議で使うスキルとして広く知られています。
ですが実は会議だけではなく、私たちの日々の暮らし(人間関係、職場の業務改善、成果向上、子育て、研修場面、ミーティング)のあらゆる場面に役に立つものなのです。
ファシリテーションの意味を知って是非ご活用頂きたいと思います。
ファシリテーションの意味
ファシリテーションとは人が二人以上存在し、「目的」「向上心」「成長意欲」のいずれかがある場合に活用できるもので、一人ひとりの満足とチームの成果を最大最適化するための言葉、思考、行動を意味しています。
このファシリテーション力を兼ね備えている人をファシリテーターと言います。
「人が二人以上存在し、「目的」「向上心」「成長意欲」のいずれかがある場面」の代表として会議やプロジェクトがあり、ファシリテーションはその場面で使う手法として広く知れ渡っています。
会議で使う場合のファシリテーション
会議の場面では会議の参加者一人ひとりの意見を引き出す、発言を促す、またそのプロセスを大切にしながらチームワークを引き出したり高めたりしながら、チームの最大最適な結論に至るよう促進させることを意味します。
家庭で使う場合のファシリテーション
また暮らしの場面で考えると家族が一番身近なチームと言えます。家族間でいちいち家族の目的を確認することはないかも知れませんが、家族が健康で安心して豊かな暮らしを送ることは共通の目的と捉えることができますので、家族間でもファシリテーションを活用することができます。
ファシリテーションは「プラスを引き出すコミュニケーション」
ファシリテーションを簡単に言うと「プラスを引き出すコミュニケーション」と表現することができます。お互いの満足を引き出し、より高い成果に結びつけるために様々なアイディアを出し合うことや、嬉しい、楽しい、心地良いといったプラスの感情を引き出すこともファシリテーションの意味することの一つです。
ファシリテーションは司会者や特定の誰かだけが身に付けていれば良いものではなく、会議の参加者、あるいはチームの一人ひとりが身に付けておくべきもの、つまり人と関わる可能性の有る人は全て身に付けておくべきものと言えます。
まとめ
以上、ファシリテーションの意味について書いて参りました。
- ファシリテーションの意味
- 会議の場でのファシリテーション
- 家庭でのファシリテーション
- ファシリテーションは「プラスを引き出すコミュニケーション」
一般的に言われている会議で使うファシリテーションとは異なる印象を持たれたかも知れません。一般的なファシリテーションと区別するためにここでは「極和(きわみ)ファシリテーション」と名付けております。
ファシリテーションが会議の場面だけでなく、人々の日々の暮らしの中でも活用して頂きたいと思っています。
ファシリテーションの役割と必要性
ファシリテーターの意味・役割とは?