「ファシリテーター」という言葉は本来名詞ですが、極和ファシリテーション的には「ファシリテーター」とは「ファシリテーション力を兼ね備えた」という意味の形容詞と捉えて欲しいと講座や研修などでは常々お伝えしています。ではその「ファシリテーター」とはどのような存在なのかを今回は料理の鉄人に例えてお伝えしたいと思います。
ファシリテーターを料理の鉄人に例えると
ファシリテーターを料理の鉄人に例えるならば、
旬の食材それぞれの味や触感を活かしながら、
最高に美味しい料理を限られた時間内で、
あるいはできるだけ手際よく作る人のことを言います。
ファシリテーター養成講座では、どんな素材(受講生)かわからないまま調理場(講座の会場)へおもむき、受講者全員が「美味しい!」と言ってくれるような料理のレシピを考え、その場で作って見せる。
味の調整は?
出された素材全てを掛け合わせながら、受講生から足りない調味料(受講生の持っている持ち味・可能性など)を引き出しながら、美味しく調理していく。
受講生は、その調味料を持っていたことを自分でも気付かずに居たけれど、そっか~!こういう場合は、この調味料が味を引き立たせるのね♪
と、改めて自分が持っているモノ(持ち味や可能性)に気付いてくれる。
素材の持ち味・可能性
受講生がそれぞれ持っている料理の素材と調味料。
出し過ぎても料理は不味くなります。
料理の鉄人は、バランスを考え量をコントロールしていきますが、受講生はそのコントロールを見ながら、自分でもバランスの良い味付けを目指していきます。
自分でも実践!
受講生の皆さんもいざ実践!
最初はちょっとしょっぱくなったり甘くなったりするけれど、美味しさを体験しているので何度も料理に挑戦していくたびに、美味しい料理を作ることができるようになるのです。
ときには時間を掛け過ぎて上手くいかないこともあるので、材料の切り方、分量、調味料のさじ加減だけでなく、煮る時間、ゆでる時間、炒める時間の加減も身に付けていきます。
身に付くまで実践練習!
その加減がまだよくわからない人は、何度でも講座に参加しながら、学んでは実践し、美味しい料理が作れて満足したり。
せっかく自信がもてたのに、次はまた微妙な仕上がりだったり、この微妙さは何故かしら?と、できた料理を見せてくれて・・・
味付け確認?
調味料の入れる順番はどうだった?
なんて、質問されて、「そっか~!」って、また気付いていく。
こうして、ひとりひとりがりっぱな料理の鉄人として
巣立っていくことを楽しみにしている私は、
どんな料理の鉄人なんだろう?
ファシリテーター料理の鉄人!
フレンチ、中華、和、イタリアン・・・なんでもござれの
料理の鉄人マジカルマミ~♪
私の手にかかればどれほど灰汁の強い素材であっても
美味しくして見せますよ~♪
まとめ
今日は極和ファシリテーター養成講座の様子を
料理の鉄人に例えてお話させて頂きました。
講座の様子を少しでもイメージして頂けたら嬉しいです。
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